花の向うに

「花の向こうに」 クリスチャン・トルチュ トルチュのエスプリと美学が凝縮された一冊。 極上のフラワー・アレンジメント カンヌ映画祭やパリでのファッションショーで空間プロデュースを手がけるフラワーアーティスト、クリスチャン・トルチュ。 その華麗な花空間を収録した作品集が日本初登場。 花の表情が生みだす空間の魔術を堪能することができる。 内容 本書のテーマは「トルチュ・スタイル」の真髄を紐解くこと。 彼の根底にある植物に対する想いや姿勢、信念が力強く語られている。 花と野菜の分け隔てのない使い方、単色のブーケ、萎れた花を使ったアレンジなど、斬新にして大胆な発想は、どのようにして生まれるのかが、解き明かされる。 100枚以上のオリジナル写真掲載。 カンヌ映画祭やパリコレの空間プロデュースを手掛ける「花」アーティスト、クリスチャン・トルチュの作品集。自然への熱い想い、造形への洞察…。 トルチュ・エスプリが凝縮された一冊。 著者略歴 トルチュ,クリスチャン 1954年、フランス・ロワール地方の野菜の栽培農家に生まれる。 幼少時の遊びは、お気に入りの植物を育てること。 アンジューの園芸学校で学び、花卉栽培の仕事を経験した後、花の仕事に携わる。 既成概念を排し、自然のあらゆる素材に目を向け、大胆な発想で混合されていくアレンジは「トルチュ・スタイル」と呼ばれ、現在ではパリのオートクチュールコレクションの舞台デザインや、カンヌ映画祭の会場装飾のトータルディレクションなどでも活躍中。 85年、パリのオデオン通りにフラワーブティックをオープン後、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンに出店。東京では赤坂と表参道に店がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）